ドイツでこども服を売るならフリマアプリVinted

子育て
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そろそろサイズアウトしたこども服の収納場所に困ってきたな、というタイミングで、日本でいうメルカリのようなフリマアプリで売ってみようかなと思い探してみました。

ドイツで中古品を売るとなると、旦那はよく趣味の物をeBay kleinanzeigenで売買しています。こちらは洋服や家電、アンティーク等趣味の物を中心に、車や住居まで幅広いやり取りがあります。

私はもう少しファッション系に特化したサイトがいいなと思い、前々から見聞きしていたVintedというフリマアプリを始めてみました。

こちらの記事では

サイズアウトしたこども服などを売買できるフリマアプリ、Vintedの使い方や経験談を綴っています。

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Vintedとは

リトアニア発の中古服の売買サイトで、現在は欧州主要国を中心にアメリカやカナダを含めた16ヶ国で展開されています。

特徴は、ほぼ個人情報をやり取りせずに売買ができる事。そして送料や手数料は買い手が負担します。

男性、女性、こども向けのファッションアイテムの他、インテリアやおもちゃ、本やゲームなども、新品から中古まで売買できます。

Ako
Ako

私はこども服、おもちゃ、自分の服などを中心に売りに出しています。

まずは登録して出品

パソコンでもスマホアプリでも利用可能。気になった方はまずお住いの国のVintedに登録してみましょう。必要なのはメアドや氏名、ニックネーム、住所など。「買う」が目的であればクレジットカード等、「売る」が目的であればVinted上で得た売上金を送る為の銀行口座が必要です。

出品方法も簡単です。スマホで撮った写真をアップし、アイテム名、カテゴリー、ブランド、色、サイズ、値段、配送サイズを選択していきます。

まとめ売りで値引きする機能や、今は対応できませんという休暇モード、アイテムを人目に付きやすくするプッシュ機能(有料)などもあります。

Vintedでのやり取り

私が登録しているのはドイツ版のvintedです。もしかしたら国によって多少の違いがあるかもしれませんので、ドイツ以外にお住まいの方は参考程度に読んでください。

Vintedでは、公式がおすすめしている正式なやり取りと、公式のシステムを利用せずにチャットで金額や住所を個別に交渉する非公式なやり取りがあります。

売り手として経験した2つの方法について下記に解説します。

公式なやり取り

Vintedのシステムを利用すると、お互いの個人情報をほぼ知られずにアイテムの売買ができます。

また、やり取りの各ステップでVintedから次に何をすればいいのかお知らせが来るので、初心者でも困ることはありません。

  1. 買い手は欲しいアイテムの「Kaufen」ボタンを押して手続きに進む必要があり、配送業者の選択をして(選択肢がいくつかあり、それぞれ料金も異なります)、手数料(下記の注意点を参照)や送料込みの合計金額を支払います。
  2. 「Kaufen」ボタンが押されるとVintedからお知らせが届き、アイテムを送付するよう指示が来ます。お知らせの中にある送付ラベルを印刷、またはダウンロードして、梱包したアイテムと一緒に指定の配送業者に持っていきます。(ラベルにはQRコードと相手の氏名が記載してありますが、住所は記載してありません)
  3. 私はスマホにダウンロードしたQRコードを配送業者で提示し、印刷してもらいました。この配送業者での処理がすぐに反映され、荷物が受理された旨がVintedからもお知らせで届きます。買い手がボタンを押してから配送受理までは5日以内(土日を除く)に行う必要があります。
  4. 買い手がアイテムを受け取ると、お知らせが届きます。問題があれば2日以内に返品なりの手続きが行われますが、問題無ければこれで終了です。売買が終了した時点で、売上金が「Geldbeutel」に入金され、これは自分がVinted内で使うこともできれば、銀行口座に移すこともできます。
  5. 最後に、Vintedから相手の評価をお願いしますというお知らせが届きます。

非公式なやり取り

登録している人々のプロフィールを見ると、プロフィール欄に「公式のシステムは使いません」と明記している人も少なくありません。
主な理由として、柔軟な金額交渉ができない、入金されるまでに時間がかかる等の理由があるようです。

この場合、買い手は「Kaufen」ボタンを押しません。チャット上で金額交渉から送付先の情報交換まで個人でやる必要があり、個人情報のやり取りという部分でとてもリスキーです。
ただ、ドイツで人気のeBay kleinanzeigenではこういう方法が主流なので、それに慣れた人々が多いのかもしれません。

  1. まずチャットで金額の交渉から。アイテムの値段と配送料を考慮して振り込んでもらう合計金額を決めます。
  2. 金銭のやり取りはPayPalが基本。金額を振り込んでもらう為に自分のメアドを伝えます。(注・Vintedのチャットでは個人情報のやり取りを推奨していないので、メアドを送信する際に「本当に送信しますか?」という確認画面が出てきます)
  3. 相手からの振り込みを待ちます。PayPalなので入金があれば時差無くすぐ確認できるのはいいところ。
  4. 入金が確認できたらアイテムを送ります。相手の住所と名前をチャットで聞きます。
  5. アイテムを梱包し、配送業者に持って行きます。配送料は入金額から差し引くので、金額交渉の時点で配送業者や荷物のサイズ、更には追跡や補償の有無を決めておく必要があります。
  6. アイテムが相手に届いたら(届いたよと連絡をくれる人もいれば、くれない人もいます)、自分でアイテムを売買済み「Verkauft」、または削除しておきます。任意ですが、相手の評価もしておくと相手も自分を評価してくれます。

配送料を安く抑えたい理由から、追跡や補償無しのDHLのBüwa(Bücher- und Warensendung)はお手軽で人気。
500gまで2.25ユーロなので、Tシャツ1,2着程度なら大きめの頑丈な封筒でも送付できます。

ただし紛失するとお終いなので、高価な物は避けた方が無難です。

Vintedでの注意点

値段設定は手数料も考慮して!

売り手としてアイテムの値段を設定する際には、買い手が手数料と配送料も支払う事を考慮する必要があります。
手数料は、1品につき0.7ユーロ+アイテムの5%がかかります。2ユーロで出品した際には、買い手は2.8ユーロ+送料を支払います。
この手数料を買い手が払う事により、アイテムが届かなかった場合に返金されたり、気に入らなかった場合に返品できたりが可能です。

個人情報のやり取りは慎重に!

上記に記載した通り、Vintedのシステムを使わずに売買する場合はチャット上で個人情報のやり取りが必須になります。中にはメルアドを聞き出す詐欺のようなケースもあるので、相手の見極めが必要になります。怪しいなと思ったらメッセージをスルーする覚悟も必要です。

なるべくVintedのシステムを使って売買!

「kaufen」ボタンを押しての売買では、もし荷物の紛失やトラブルが起きた場合にVintedに相談でき、補償してくれるので少し安心です。その為に買い手は手数料を支払っています。逆に非公式な方法で売買した場合に発生したトラブルは個人責任になるので、なるべくVintedのシステムを使うことをおすすめします。

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