乳幼児を連れての旅行は、授乳や泣いても人目を気にしなくていい車が便利かもしれません。
しかしドイツの列車には、こども連れの家族が利用できる車両や、幼児用コンパートメント等もあり、子連れでも利用しやすい特徴があります。
ドイツの新幹線ICEを利用した際の幼児用コンパートメントの様子や予約方法を綴っています。
ドイツ鉄道DBのこども料金は?
RB, RE, IC, ICEなど、ドイツ鉄道の運行する列車のこども料金体制は以下のようになっています。
0-5歳 無料。
6-14歳 15歳以上の有効なチケットを所持した大人と同行の場合無料。それ以外は半額。
家族旅行など、大人と一緒に列車に乗る際はこどもは14歳まで無料ということになります。
子連れに便利な幼児用コンパートメント
ドイツ鉄道の中で新幹線に当たるICEを利用する際には、子連れ、バギー持参の旅行でも快適に過ごせるコンパートメントの利用がおすすめです。
3歳までの幼児連れを対象とした幼児用コンパートメント(Kleinkindabteil)は基本的に全てのICEにありますが、機材によって特徴は多少異なります。
椅子がソファのようになっている広めの個室、遊具のついている個室、オムツ替え台のある個室など。
ほとんどの場合、食堂車両と1等車の間にあるようです。
私が利用した時はコロナ禍であまり乗客がいなかったようで、予約無しでも空いていました。
机や壁に絵が描いてあり、4人座席の横には遊具がありました。
コンパートメント内はバギーとスーツケースを置いてもこどもが歩けるくらいのスペースがありました。
こどもが泣いたり騒いだりしても周りを気にしなくていいので快適です。
幼児用コンパートメントが満室の場合は、通常のコンパートメント(Abteil)や子連れ向けの家族車両(Familienbereich)などの選択肢もあります。
予約方法
通常の6人用コンパートメント(Abteil)は誰でも座席指定ができるのに対し、幼児用コンパートメント(Kleinkindabteil)は子連れの場合のみ予約できます。
チケットを予約した後に座席だけ別途予約することもできます。家族向けの座席予約(Familienreservierung)は9ユーロです。(2022現在)
詳細はドイツ鉄道DBの子連れ向けの情報ページで確認できます。
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