ドイツで体験した【こどもの予防接種】のこと

子育て
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ドイツでこどもの予防接種を受けるには?

日本とドイツとでは赤ちゃんの予防接種(Impfung)の種類も少し異なりました。実体験をもとにまとめてみましたので、これからドイツで出産を控えている方の参考になればと思います。

こちらの記事では

生後の赤ちゃん~2歳まで、ドイツで受けるべき予防接種の種類と日程について解説しています。

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定期検診や予防接種を行う小児科を探す

まずは出産前に小児科(Kinderarzt)を探す必要があります。

ドイツでかかりつけ医を探すのは地域にもよりますが結構大変です。私は妊娠3,4ヶ月くらいで近所の小児科へ問い合わせました。「まだまだ先だしそんな焦らなくても大丈夫よ」という感じで受け付けてくれましたが、1年後、知り合いがそこの小児科へ問い合わせたところ満員なので新規患者は受け付けていないと言われたそうです。

タイミングもありますが、早めにかかりつけ医を探しておいて損は無いかと思います。

ドイツで推奨されている予防接種の種類と接種月齢

ドイツでは生後2ヶ月から予防接種が始まり、2歳前を目途にひと段落します。後に小学生の年齢でも1,2回予防接種がありますが、うちはまだ未体験なので、幼少期2歳までのものを以下リストにまとめました。

日本語ドイツ語生後2M3M4M11-14M15-23M備考
破傷風Tetanus1回目2回目3回目4回目 6種混合
ジフテリアDiphtherie1回目2回目3回目4回目 6種混合
百日せきPertussis1回目2回目3回目4回目 6種混合
ポリオPolio1回目2回目3回目4回目 6種混合
インフルエンザ菌 b型Hib1回目2回目3回目4回目 6種混合
B型肝炎Hepatitis B1回目2回目3回目4回目 6種混合
はしかMasern1回目2回目MMR混合
おたふくかぜMumps1回目2回目MMR混合
風疹Röteln1回目2回目MMR混合
水痘(みずぼうそう)Varizellen1回目2回目別名Windpocken
髄膜炎菌Meningokokken1回目12ケ月以降
肺炎球菌Pneumokokken1回目2回目3回目4回の場合あり
ロタウイルスRotaviren2回目1回目は生後6週
日本との違いは?

ドイツではBCGと日本脳炎がありません。

以上が推奨されている種類と月齢ですが、実際の場合は日程が少し異なることもありました。

早産の場合などの実体験

下記の予防接種については推奨されている月齢と少しずれる事もあったので実体験として記載しておきます。

多種混合

主に6種類で接種されることの多い多種混合接種ですが、3回目は生後4ヶ月に、4回目は11-14ヶ月に推奨されています。しかし我が家では、3回目は6ヶ月後、4回目の接種も16ヶ月後でした。

ただし私の場合は約1ヶ月の早産だったので、実際の予定日から考えれば5ヶ月後、15ヶ月後ということもあり、あまり深くは気にしませんでした。

肺炎球菌

肺炎球菌に関しては通常3回で完了ですが、早産・未熟児の場合は3ヶ月の時点で2回目を接種し、計4回となるそうで、うちは4回接種しています。

ロタウイルス

ロタウイルスに関しては生後6週に1回目、2ヶ月に2回目が推奨。しかし実際はは2ヶ月の初予防接種の際に1回目、3ヶ月の時に2回目を打ちました。

ロタウイルスの予防接種は、4週間の間隔を空けることが推奨されており、商品によっては3回接種となる場合もあるそうです。その理由もあってか、ワクチン手帳にはどの商品を使用したかわかるようにシールが貼ってあります。うちは2回で完了のRotarixです。

結局我が家は16ヶ月の間に7回の来院で完了しました。内訳は、6種混合+少しイレギュラーな肺炎球菌とロタウイルスを同じタイミングにして4回の来院。MMR混合+水痘で2回の来院。髄膜炎菌は単独で1回の来院となります。

2歳までの間は定期健診と共に予防接種の通院で忙しくなります。できれば家から近い小児科を探しておく事をおすすめします。

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